求人の際の注意事項

FU107_Lアメリカでは求人の際の制約が多く、特に気をつけなければなりません。
1960年代の公民権運動の流れから、企業は平等な雇用機会(Equal Employment Opportunity)を提供する事を義務づけられています。

このため、人種、肌の色、宗教、性別、出生国、年齢、障害、遺伝子情報などを理由に雇用差別を行う事は禁じられています。
従って、求人広告を打つ際にも、人種、性別、年齢等を書く事は出来ません。

履歴書には人種や、性別、年齢などについて書く欄は、基本的にありません。写真もついていません。
面接の際も、年齢や性別(妊娠状況を含む)については、聞く事は出来なくなっています。
間違って、聞いてしまった場合、役所からの調査が入ったり、ついには訴訟にまで発展することもあり得るので、充分に注意してください。

それでは、何を元に採用の判断をするのか?
ずばり、学歴と職歴の内容のみが採用基準となります。
学歴と職歴については、自ら語らせ、こちらからも、どしどし質問しましょう。

そうは言っても、まあ実際のところは、見た目、性格、相性などで決まるんですが。。。