増え続ける全米のコロナ患者に対応するため、ディビッド・イゲ州知事は,
3月21日に州外からの旅行者、旅行より戻った住民の14日間の隔離を、3月23日に4月30日までのロックダウンを命令しました。
前者の命令により、国内および海外からの旅行者はいなくなり、ハワイの観光業、ホテルが停止、
後者の命令により、小売業は営業停止、飲食業はテイクアウトのみの対応となりました。

他州に比べると、コロナ患者は非常に少ないと言えるハワイですが、今回のこの措置により、ハワイ州住民の生活習慣、意識は大きく変わりました。
コロナ禍収束後も、ハワイのビジネスの多くの分野に営業を残すでしょう。

どの様な影響が予想されるか、各事業分野ごとにまとめてみましょう。

大きな影響のあるハワイの業種、業界

旅行業界

ロックダウンが終了したのちも、14日間の隔離措置はしばらくの間続くと予想されます。
これにより、当初は長期滞在から、隔離措置が解除されてから短期旅行客が戻ってくるでしょう。
短期旅行客が戻り出すのが、おそらくは夏以降になると予想されます。
また、しばらくは、団体での旅行や、コンベンションの開催も控えられるでしょう。

ウェディング業界

夏前のウェディングは、戻ったとしても、カップルのみといった小規模なものになる可能性が高いですね。
夏はオフシーズンですから、おそらくは秋以降になると予想されます。

ホテル業界

旅行者が戻り出すのは、早くて夏以降、ホテルもその頃に合わせて、徐々に再開すると予想されます。
長期滞在する、ヒルトンやウィンダムなど、タイムシェアの方が早く戻るかもしれませんね。

不動産業

不景気の影響を受け、新規購入者は減り、売り物件が増えると予想されます。
物件価格は一時的に値下がりするかもしれませんね。
他業種に比べると、戻りは早いと予想されます。

小売業

ワイキキやアラモアナSCに入る小売業は、固定費が多いので、大変ですね。
不景気の影響を考えると、すぐには戻らない可能性が高いですね。
小規模業者から徐々に戻るのではないでしょうか?

ウォルマート、ロス(ROSS dress for less)、TJマックス(TJ Maxx)など、低価格帯を扱うビジネスの集客は、早く戻ると予想されます。

飲食業

テイクアウトのお店は徐々に客足が戻ってくると予想されます。
ただ、消費者心理的に、おにぎり、サラダ、ポケ、寿司など生食系はしばらくは難しいかもしれませんね。

また、レストラン、バー、カフェなどは、客席間を離すなどの措置をしないと、なかなか客足が戻らないと予想されます。
売りに出るビジネスが多くなるでしょう。いい条件の物件を、手ごろな価格で入手出来るかもしれませんね。

マッサージ、ヘアサロン、ネイルサロン

施術者が、顧客に触れるタイプのビジネスは、心理的になかなかハードルが高いです。
しばらくは頻度が下がると予想されます。売りに出るビジネスも多いかもしれません。

ジム

激しい呼吸で、ウィルスを撒き散らすことが想像できる、ジムは、ロックダウン解除後も心理的なハードルが高いですね。
しばらくは、会員数が減ることが予想されます。

ほとんど影響のないハワイの業種、業界

スーパーマーケット、小売大手

セール品などを停止あるいは制限しているお店も多く、売り上げはかなり良くなっていると予想します。
コロナ後は、コロナ前の状態に落ち着くと予想されます。
不景気が予想されるので、高額商品は売れにくくなるかもしれませんね。

インフラ系

電気、水道、電話、インターネットなど、全く影響のない事業分野ですね。
自宅でテレワークをしたり、映画やテレビ番組を視聴する機会が多くなっている分、インターネット系のビジネスは忙しくなっています。
コロナ後も、多くのビジネスでテレワークは、そのまま残ると予想されます。

建設業、ホームセンター

建設業やホームセンターも、ロックダウンの影響を受けていない業界です。
家での時間を利用してリフォームをすることも多い様なので、ホームセンターは調子が良い様です。
予算が削られる可能性がある、公共事業を除いては、コロナ後も、あまり変化がないでしょう。

ミリタリー関連

基本的に影響のない事業分野です。
政府の経済対策の余波で、コロナ後は予算が削られることがあるかもしれません。

4月中旬時点での予想ですが、おおよそ、この様な形で推移するでしょう。

特定の業態についての動向や、M&Aの案件探しなど、ございましたら、柔軟に対応させていただきます。
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