アメリカでは留学生は基本学校外では働くことができません。
但し、学校卒業後、Optional Practical Training (OPT) 制度を利用して、最大1年間、一般の企業で働き実務経験を得ることが認められています。
OPTを認められた学生は、Employment Authorization Document (EAD Card) が、発行されています。採用時にはEAD Cardとその有効期限を確認しなければなりません。
OPTの学生には一般の従業員と同じく給与を支給できます。
企業側の利点
- 日本語と英語に堪能な人材を採用できる
- OPTを含む学生ビザ保持者は通常健康保険に入っています。この場合、会社で健康保険を提供する必要がありません。
企業側の欠点
- OPT期間を延長できない
- 特殊な資格がない場合は、OPT終了後、企業がスポンサーとなって何らかのビザをとることが難しい。
注意点があるとすれば、OPTの申請に時間がかかるということです。
卒業の90日前からOPTの申請ができるのですが、現在、審査に非常に時間がかかる様になっています。2018年時点で、許可が出るまでに申請から5ヶ月程度の時間が必要です。