ハワイでスタッフを採用する場合、特に注意しなければいけないのは、採用する人材が米国内で合法的に働く資格を持っているかを確認することです。
通常は採用時に Form I-9 Employment Eligibility Verificationを作成し、確認します。
https://www.uscis.gov/i-9
働く資格があるのは
- 米国市民
資格証明書類:US Passport / US Birth Certificate - 永住権保持者
資格証明書類: Permanent Resident Card (Green Card) - 労働許可保持者
資格証明書類:Work Permit / Employment Authorization Document (EAD) Card
条件付きで働く資格があるのは
- 就労ビザ保持者
条件:有効な終了ビザを持っていること。スポンサー企業でのみ労働可 - OPTを持つ留学生
条件:Optional Practical Trainingを希望した学生は、EAD Card受領後最大12ヶ月間の労働可 - 18歳未満の子供
条件:16歳未満については勤務時間のしばりあり。18歳未満については企業側で確認事項あり。
働く資格がないのは
- 留学生
- 就労ビザを持たない外国人
- 14歳未満の子供(芸能人など例外あり)
万一働く資格がない人物を雇用していただことが発覚した場合は、かなり重いペナルティが課されます。
不法労働者を雇用しない様、特に注意しましょう。
とあるレストラン、人気店だったのですが、急にお店を畳むことになりました。
話を聞いてみると、日本から無資格のスタッフを送り込んでいたことが、役所に発覚したそうです。
会社に不満を持つ従業員や同業他社などの利害関係者から、政府機関への密告があることもあります。
スタッフの労働資格については特に注意が必要です。